医療大全
医療大全
産後の健康管理(4)禁煙継続、周囲の協力必要
妊娠や出産は、自らの生活習慣を見直す良い機会になる。大阪府貝塚市の田岡瞳さん(40)は2011年1月、大阪母子医療センター(大阪府和泉市)を受診した。流産を繰り返したため、原因を知りたかった。
検査を受けたが、はっきりした原因は見つからなかった。ただ、喫煙が流産や早産の危険を高めることを知った。20歳の頃から1日20本ほど吸い続けていたが、それまで妊娠がわかってもやめることはなかった。
「もう流産したくない」
同センターの禁煙外来で治療を始めた。喫煙の快感やニコチン切れの症状を減らす薬を飲みながら、朝起きてすぐの1本を我慢して洗顔や歯磨きを優先、口寂しい時はガムをかんだ。
この記事は読者会員限定です。
読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。
【関連記事】