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公的年金がもらえるのは、いくつからなの?

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原則65歳、ずらすのも可能

公的年金がもらえるのは、いくつからなの?

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公的年金がもらえるのは

いくつからなの?

 Q 公的年金って、お年寄りの生活の基盤になる大切なお金だけれど、何歳から受け取れるの?

 A 自営業者などが加入する国民年金は65歳から。会社員や公務員が加入する厚生年金は現在、受け取り開始年齢を60歳から65歳に少しずつ引き上げている最中なんだ。だから、65歳前から受け取れる人もいる。2030年度以降は全員が65歳からになる。

 Q もらい始める年齢が遅くなっていくのは、ちょっと不安だわ。

 A 多くの職場が55歳定年だった時代には、厚生年金を55歳から受け取れた。その後、定年が引き上げられたことに伴い、もらい始める年齢もだんだん遅くなってきているんだ。

 寿命が延び、年金をもらう期間も長くなっていくとみられる。年金財政への影響を考え、海外では、日本より平均寿命が短い国でも、67歳や68歳などに引き上げる計画が進んでいる。日本でも、65歳より引き上げるべきだという人もいるよ。

 Q 日本は今後、定年が65歳になるの?

 A 今は60歳で定年になる会社が多い。でも、年金の受け取り開始は原則65歳だから、生活に困る人も出る。そこで、国は企業に対し、定年後も再雇用するなど、希望する人全員が65歳まで働ける仕組みを作るよう義務づけているよ。

 Q 60歳を過ぎると、働くのが難しいなど、早く年金をもらいたい人もいるのでは?

 A そのような人のために、原則65歳の受け取り開始年齢を、60~64歳の間で早めることもできる。ただ、早くもらい始めると、月々の年金額は少なくなるから要注意。逆に、受け取り開始時期を、66~70歳の間で遅らせることもできる。遅くもらい始めれば、月々の年金額は増えるよ。

 Q それなら、遅くもらい始めるのもいいね。

 A 生活のためばかりでなく、健康のためにも働き続けたいと考える人は多いんだ。年金の受け取り開始年齢を、本人の希望で70歳より後へ遅らせることができるよう、制度を見直すべきだという意見もあるよ。(大広悠子)

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 「猫ピッチャー」の作者、そにしけんじさんの話「社会保障は難しいイメージもありますが、実は身近で大切な問題。若い人も含めて、自分たちの生活を考えるきっかけにしてほしいです」

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