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関節リウマチの今(6)Q&A 薬で炎症や痛み防ぐ

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関節リウマチの今(6)Q&A 薬で炎症や痛み防ぐ

 関節リウマチについて、東京都中央区の聖路加国際病院・リウマチ 膠原こうげん 病センター長の岡田正人さん(53)に聞いた。

 ――この病気の特徴は。

 「免疫が過剰に働いて特に関節を攻撃し、徐々に破壊していく病気です。全身に炎症が起き、関節に腫れや痛みが出るほか、全身のだるさ、体重減少、貧血など様々な症状もあります。発症のピークは40~50歳代です。女性の患者は男性の4倍に上ります」

 ――発症の原因は。

 「遺伝の影響もありますが、誰でも発症する可能性があります。たばこ、歯肉炎、肥満などが発症に影響することが知られています。禁煙は大事です」

 ――診断に時間がかかる人が少なくないようです。

 「リウマチ科や整形外科が主に診療しますが、すべての医師が診断や薬の使い方などに精通しているとは限りません。この病気に詳しい専門医は、日本リウマチ学会のホームページ( http://pro.ryumachi-net.com/ )で探すことができます」

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