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コラム

[歌手 はいだしょうこさん](上)腰に突然の衝撃! ぎっくり腰で健康の大切さ痛感

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 NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」では、第19代うたのおねえさんとして人気を集めた、はいだしょうこさん。宝塚歌劇団出身で、歌手のほか、声優や女優、タレントの顔も持ち、多方面で活躍しています。周りまで元気にするような、輝く笑顔の秘密をお聞きしました。(聞き手・飯田祐子、撮影・高梨義之)

のどを守る3種類のあめ

――舞台にテレビにと、毎日お忙しい中で、健康のために気を付けていることはありますか?

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 20代の頃は、1日くらいほとんど寝なくても大丈夫でした。でも最近は、あまり睡眠時間を取れなかった時など、次の日に「何だか、しんどいなあ」と感じるようになりました。

 今までとは違うことがだんだんと増えてきて、自分の体のことを意識するようになりました。以前は、お風呂につかるのが苦手で、いつもシャワーですませていたのですが、今は夏でも湯船に入るようにしています。やってみると、血行が良くなるし、疲れの取れ方が全然違うんですよ。

 食事にとても気を配っている方も多いと思うのですが、私自身はそれほど厳密には考えていなくて、基本的に食べたい物を食べています。ただ一つだけ、サプリメントや果物で「ビタミン」をとることを心がけています。あとは食事の際に、野菜を先に食べるようにもしています。

――声を使う仕事が多いと思います。のどの調子には、特に気を配っていらっしゃるのではないですか?

 のどには乾燥が大敵なので、移動中は必ずマスクをしています。地方や海外に行くときも、ホテルに加湿器を持ち込んでいます。蜂蜜100%、プロポリス100%、龍角散の3種類のあめを常に持ち歩いていて、そのときの仕事の内容や、のどの調子に応じて使い分けているんです。劇場はすごく乾燥しているので、リハーサルの間も小さく砕いて、ほおの奥に含んでいます。

 冬場に限らず、うがい・手洗いは欠かしません。周りにも、「風邪っぽい時は、必ずマスクしてね」って言ってます。そのおかげか、仕事がかなりハードな時期でもダウンすることは、ほとんどありません。

心と体の声を聞く

――はいださんの澄んだ歌声は、健康な体のおかげですね。

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 これまで大きな病気やけがをしたことはなかったのですが、ちょうど1年くらい前のある日、ゴミ箱にゴミを入れようとして手を伸ばしたら、腰に衝撃が走り、そのまま動けなくなってしまいました。なんと、ぎっくり腰です。次の日も仕事があったので、痛み止めの注射を打ってもらってなんとか乗り切ったものの、後日MRI(磁気共鳴画像)を撮ったら、椎間板ヘルニアを発症していることが分かりました。

 椎間板ヘルニアは「激痛」と聞いてはいましたが、いざ自分がなってみると、言葉ではとても表現できないほどの痛さでした。まるで電気を流されているような、しびれを伴う痛みで、ほんの少しの間、座っていることさえつらくてたまらないのです。そんな時でも仕事の移動で飛行機に乗らねばならず、座席でずっと苦悶くもんしていました。

 椎間板ヘルニアには、心身のストレスも関わっていると聞きました。仕事は楽しいし、健康そのもののつもりでいたのに、知らず知らずのうちに心や体の疲れがたまっていたのかもしれません。この経験から、「無理せず、自分の心と体の声を聞く」ということを学びました。

――「心の疲れ」をためないために、気持ちを切り替えるコツのようなものがあれば、教えて下さい。

 心がもやもやしている時は、信用できる友人とのおしゃべりが、いいリフレッシュになります。共感してもらうと、すごく癒やされるし、「自分もこんなことがあって……」と相手のお話を聞くと、「みんなそうなんだ。私も頑張ろう」って気持ちが湧いてきます。

 一人で悩んでいたことも、違う視点からの意見を聞いて、「こういう考えもあるんだ」と、視界が開けたりすることも。実は友達はそれほど多い方ではないんですが、何でも話せる親友には恵まれたと思います。

 現場のスタッフさん、メイクさん、スタイリストさん、そして見てくださるお客様……。テレビや舞台のお仕事は、本当に多くの人に支えられて成り立っています。本番中は自分も必死なので、あれこれ考えている余裕はないのですが、夜、寝る前などにその日のことを思い出して、感謝の気持ちが湧いてきます。みんなそれぞれ大変な中、いろいろな方が汗をかいて、私をベストな状態で本番に送り出してくれていることを思うとありがたくて、「よし、頑張るぞ!!」という気持ちになります。

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はいだしょうこ 
 1979年、父はピアニストの拝田正機、母は声楽家という音楽一家の次女として、東京に生まれる。1996年に宝塚音楽学校入学。98年に宝塚歌劇団に入団、娘役で活躍し、2002年に退団。03~08年、NHK「おかあさんといっしょ」の第19代うたのおねえさんを務めた。その後もバラエティー、ミュージカル、ドラマ出演などで幅広く活躍中。12月21日午後7時から、東京・北品川のキリスト品川教会 グローリア・チャペルで、コンサート「聖しこの夜☆はいだしょうこ 歌の世界2017」を開く。

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