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関節リウマチ

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関節リウマチの今(4)指など関節手術の割合増

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関節リウマチの今(4)指など関節手術の割合増

超音波装置の画像で患者の指の状態を説明する西田さん(右)(岡山大学病院で)

 関節リウマチが進行すると骨や軟骨が壊れ、関節が動かしづらくなったり、曲がったりしてしまう。治療薬は主に関節破壊を止めるもので、修復には手術が必要になる。

 松山市のC子さん(68)は、約30年前に関節リウマチと診断された。抗リウマチ薬を服用してきたが、徐々に肘や手首の関節が動きにくくなった。

 顔まで手を上げることが難しくなり、化粧がしづらい。手首も動きづらくなり、ドアのノブが回せない。手の指が外側に曲がるようになり、おにぎりを握るなどの動作も難しくなった。

 4年前、関節リウマチによる手足の修復手術を数多く手がける、岡山市の岡山大学病院を紹介され、整形外科准教授の西田圭一郎さん(52)の手術を受けることになった。

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