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関節リウマチの今(2)75歳以上での発症増加

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関節リウマチの今(2)75歳以上での発症増加

村山さん(左)の手を触診する杉原さん(東京都健康長寿医療センターで)

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 東京都練馬区の村山吉郎さん(82)が手首に痛みを感じ始めたのは10年ほど前。あごの関節も痛くなり、口を開けにくくて食事がまともに取れない。

 近くの医療機関で、痛み止めや湿布を処方されたが改善しない。全身の関節が痛み、歩くこともままならなくなってきた。妻の 柳子りうこ さん(75)は「このまま寝たきりになってしまうんじゃないか」と心配した。

 なかなか診断がつかず、2008年8月、4番目に受診した東京都健康長寿医療センター(板橋区)で、ようやく関節リウマチと分かった。関節の破壊が進み、20か所近くの関節が腫れていた。

 近年、関節リウマチの「高齢発症」が増えつつある。全国の医療機関で作る関節リウマチの研究グループの調査では、患者のうち75歳以上での発症は02年度の1・6%に対し15年度で5・3%に上った。社会の高齢化の影響とみられる。

 同センター 膠原こうげん 病・リウマチ科部長の杉原毅彦さん(45)は「高齢者は骨や関節の別の病気と混同され、診断が遅くなる場合がある。しっかり治療しないと、体全体が弱って他の病気を発症する恐れも出る」と話す。

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