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群大手術死、遺族ら再発防止策を要請…病院長らによる直接謝罪も

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 群馬大学病院の手術死問題で、遺族の一部が9日、病院側に対し、病院長らによる直接の謝罪や、遺族の意見を取り入れた再発防止策の実現を求める申し入れ書を送付した。これを機に、損害賠償も含め病院側との協議に入る見通しだ。

 申し入れたのは、遺族会に参加する遺族9組と弁護団。昨年7月に群馬大の調査結果が公表された後、弁護団の独自調査と、執刀医らによる説明会が今年8月までに終了したのを受け、遺族側の考えを表明した。

 再発防止策としては、遺族らも参加する「患者安全の日」を設けて改革状況を公表し、日本の医療安全向上に寄与することを提案。医師の手術経験数や手術死亡率などの診療データを病院のサイトで公表すること、手術のビデオ撮影、インフォームド・コンセント(説明と同意)の様子の録音・録画など診療の透明化を実現するよう求めた。

 問題を引き起こした組織としての過失を認め、病院長らが対面や文書で謝罪することも求めている。

 遺族会代表の40歳代男性は「このようなことが二度と起きないよう、申し入れを踏まえた再発防止策を実現し、よりよい病院になってくれたらと願っている」と話した。

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