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冬の食中毒の原因は?

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大半はノロウイルス

冬の食中毒の原因は?
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   おなかが痛いよ。寒くなったから、これって食中毒の心配はないよね。

  ヨミドック  食中毒には冬でも気を付けてください。患者数は冬の方が多いくらいですよ。

   ええ? 食べ物は腐りにくくなるのに?

   夏と冬では原因が違うんです。夏の食中毒は、主に細菌が原因です。加熱不足の鶏肉などから感染するカンピロバクター、卵や牛肉のレバ刺しが原因になりやすいサルモネラ菌、作り置きのカレーなどで増えるウェルシュ菌、そして今夏、各地で被害が出た腸管出血性大腸菌などが代表的です。一方、冬の食中毒の大半はノロウイルスが原因です。

   生ガキでおなかを壊す元になるウイルスだね。

   カキなどの二枚貝は、海水中からノロウイルスを取り込んで蓄積している場合があります。十分に加熱しないで食べると食中毒を起こすことがあるのはそのためです。ただ、二枚貝が原因のものは、ノロウイルスによる食中毒全体の1割程度に過ぎません。

   そうするとどんな食べ物が原因になるの?

   食材というより、料理をする人が感染して原因になることが多く、全体の8割程度にも上ります。ノロウイルスの感染力は非常に強く、さらに感染しても症状が出ないことがあります。トイレで排便した後に手をよく洗わないと、自らが排出したウイルスが料理に付着して集団食中毒を引き起こす心配があります。 嘔吐おうと や下痢など少しでも症状がある時は、調理を控えるなど、注意してください。

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   どうすれば感染を防げるの?

   なんといっても、手洗いの徹底です。ドアノブなどから自分の手に付くこともあるため、特に調理や食事前には、せっけんを使って流水でしっかり洗うこと。手洗い後もタオルは共有せず、使い捨てのペーパータオルを使って拭きましょう。感染者の嘔吐物には大量にウイルスが含まれているので、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを使って処理し、塩素系の漂白剤などで消毒してください。

 (森井雄一/取材協力=大石 和徳かずのり ・国立感染症研究所感染症疫学センター長、堀 さとし ・順天堂大学教授)

 ヨミドックは読売新聞の医療介護サイト「ヨミドクター」のお医者さんキャラです。

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