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自律神経を整える

元気なう

[自律神経を整える](1)ゆっくり吸って吐く

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 ストレスまみれの現代社会。「休んでも疲れがとれない」という人は多いだろう。順天堂大教授の小林弘幸さんは「不調の原因の多くは実は、自律神経の乱れからきている」と語る。

 

[自律神経を整える](1)ゆっくり吸って吐く

 自律神経は血液の循環など、体のあらゆる機能をコントロールするもので、対照的な働きをする二つの神経で構成される。活発に活動するための交感神経と、緊張を緩めて体を休ませる副交感神経だ。

 交感神経は朝から上がり始め、夕方にかけて下降する。副交感神経は、昼から上がり始め、朝方に向けて下がる。この二つの神経がバランスを取り合って健康のリズムを作っている。

 「しかし、近年、副交感神経の働きが鈍くなっている人が目立つ」と小林さんは言う。その原因はストレスだ。交感神経を興奮させ、二つの神経のバランスを崩してしまうという。ストレスにさらされていると、筋肉の緊張で血管が収縮し、血流が悪くなり、病気になりやすくなる。

 副交感神経を働かせ、自律神経のバランスを保つには、ゆっくりと呼吸することが大切だ。ストレスがたまると呼吸は浅くなりがち。それを簡単に整える方法がある。

 まず3秒かけて鼻から息を大きく吸う。横隔膜を大きく広げるように吸おう。病原菌が入りやすい口呼吸にならないように注意する。一方、吐く時は、吸う時の倍、6秒かける。おなかをへこませながら、口から細く、長くゆっくりと行うのがコツだ。小林さんは「寝る前など毎日1分間、意識して呼吸を整える時間を作ってほしい」と話す。

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