田代由紀子のアスリートレシピ
健康・ダイエット・エクササイズ
鶏もも肉の参鶏湯
今週のテーマ食材は「鶏肉」です。
鶏肉といってもその部位によって食味や含まれる栄養素に特徴があります。多くのアスリートが好むささみ肉やむね肉は、高たんぱく低脂肪であっさりとして淡白な味。脂が多く濃厚な味わいの手羽先や手羽元はコラーゲンやビタミンAを豊富に含んでいます。
そして、今回のレシピに使用する鶏もも肉は、しっかりと弾力のある肉質でコクのある味。血液の健康に必要な鉄やビタミンB12、代謝に必要なビタミンB2やビタミンB6を多く含んでいます。
さらに、骨付きのもも肉を使っているので、少量の酢を入れることで骨に含まれるカルシウムが溶けだしやすくなり、体内での吸収もアップすると言われています。
今日は、寒さが本格的になるこれからの季節にお薦めの鶏もも肉の 参鶏湯 をご紹介します。本場韓国では鶏一羽を使って作るスープですが、骨付き鶏もも肉で手軽に作れるレシピにしました。熱々スープとともに、ほろほろに軟らかくなった肉をほぐしながらいただきます。ぜひ、お試しください。
[ 作り方 ]
(1) もち米を研ぎ30分ほど水に漬ける。ショウガを薄くスライスする。
(2) 土鍋に(1)のもち米とショウガ、ニンニク、鶏もも肉、ナツメ、水、酢を入れて強火にかける。煮立ったら中火に落とし30分煮込む。
(3) めいめい器に取り、好みで塩を加え、小口切りにした長ネギ、2cmの長さに切ったミツバ葉を薬味にしていただく。
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