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洗髪 すすぎ時間短く

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シャンプー 目や口に入るの防ぐ

 入浴の際、洗髪を嫌がる乳幼児は多い。自己主張を始める「イヤイヤ期」とも重なり、対応に手を焼くことも。どう接すればよいだろう。

洗髪 すすぎ時間短く
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 東京都内の自営業女性(44)の長女(6)は、2歳頃から入浴を嫌がるようになった。頭を洗いたくないのが理由だ。おかげで、お風呂に入れるのに時間がかかる。「仕事と家事で忙しいので、毎回困っています」と話す。

 花王が今年5月に行った調査では、「イヤイヤ期の子育てに困ったことがある」と回答した母親は97%。このうち、具体的に困っている場面としては「食事」(68%)が最も多く、「入浴」(65%)が2番目に多かった。入浴と答えた人に、さらに細かく困っている点を聞いたところ、「髪や顔、体を洗うことを嫌がる」という回答が60%に上った。

 イヤイヤ期は、子どもに自我が芽生え、意思を表現できるようになる時から始まるとされる。この時期の子育てに詳しい保育士の西村史子さんによると、早ければ生後6か月頃から始まり、3歳頃にピークを迎える。子どもによっては、5~6歳まで続くケースもある。「まだ感情をうまく表現できないので、反抗的な振る舞いに見えますが、子どもにとっては自己主張するための大事な訓練です」と話す。

 「子どもがシャンプーをしたがらないのには理由があります」と話すのは、東京家政大学ナースリールーム主任の 井桁いげた 容子さん。「なぜ嫌なのか子どもに聞いてみましょう。自分の思いを聞いてもらえるだけでも安心します」とアドバイスする。主な理由としては、〈1〉シャンプーが目に入って痛い〈2〉口に入って苦い〈3〉顔が水で覆われるのが不快、怖い――などが挙げられるという。

 これらに対処する方法を考えればよい。例えば、ぬれタオルで泡を拭き取ってから髪をすすぐようにする。すすぎ時間が短縮される。

 顔を上向きにさせてすすぐのも効果的だ。「下向きで水をかけると、結局水で顔が覆われているのと同じ。怖さを感じます」と井桁さん。額にタオルを当ててやれば、水が目に流れ込んでくるのを、さらによく防げる。

 花王ヘアケア研究所の松藤晶子さんによると、泡状になって容器から出てくるシャンプーを使えば洗髪時間を短縮できる。泡立てる作業が減り、すすぎもスムーズだという。「通常のシャンプーなら、しっかり髪をぬらしておくと泡が立ちやすくなります」と助言する。ただ、時間短縮を重視するあまり洗い残しが多くなってしまっては本末転倒だ。「生え際や耳の後ろなどもしっかり洗ってあげましょう」と松藤さん。

 井桁さんは、「子どもは成長するにつれて、水がかかっても怖いと思わなくなります。自分で洗えるようになるまで、嫌な印象が残らないよう手助けする感覚で接してあげましょう」と話している。

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