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音楽プロデューサー 小室哲哉さん

一病息災

[音楽プロデューサー 小室哲哉さん]C型肝炎(4)自作の歌に感無量

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[音楽プロデューサー 小室哲哉さん]C型肝炎(4)自作の歌に感無量

「知って、肝炎」プロジェクトで、ウイルス検査の重要性を訴える小室哲哉さん(7月26日、都内で)=高梨義之撮影

 ♪君が過ごす1日 今日からでも変わるよ

 今年7月。東京・六本木の「知って、肝炎」プロジェクトの会場に、曲作りを手がけたテーマソング「笑顔の 明日あした 」が流れた。歌うのは、肝炎の早期発見につながるウイルス検査を啓発する歌手やスポーツ選手ら約20人。歌声が一つになると、胸がいっぱいになった。「感無量。この曲をきっかけに、多くの人が検査を受けてほしい」

 1990年代は、安室奈美恵やTRFら小室ファミリーがヒットチャートを席巻。4年連続で日本レコード大賞に輝くなど、絶頂期だった。

 2000年代に入ると不遇の時代を迎える。ヒットは減り、妻の桂子さん(globeのボーカル・KEIKO)のくも膜下出血や、自身のC型肝炎などにも直面した。ただ、今の方が音楽作りを楽しめている。多忙を極めた90年代は感覚がマヒし、大好きな音楽に携わる喜びを感じられなくなっていた。

 今年、気心が知れた音楽プロデューサー・浅倉大介とユニット「PANDORA」を結成。実力派女性シンガー「Beverly」を迎えた第1弾の曲「Be The One」も好評だ。8月には自身のインスタグラムで、KEIKOの歌声を公表した。2011年10月に病気で倒れてから初めてのことだ。病を克服した先の、新境地に期待したい。(文・加納昭彦、写真・三浦邦彦)

 

  音楽プロデューサー 小室哲哉さん(58)

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