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こころの訪問診療(5)Q&A 認知症 生活の場で治療

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こころの訪問診療(5)Q&A 認知症 生活の場で治療

 精神科医で認知症をはじめとする訪問診療に取り組んでいる「湘南いなほクリニック」(神奈川県平塚市)院長の内門大丈さんに聞きました。

 ――精神科医が訪問診療をすることには、どんな良い点がありますか。

 「高齢化によって認知症患者は2025年に700万人に達するとみられています。身体的な病気を持つ高齢者が認知症も抱えていたり、逆に認知症があるために十分な医療が受けられず病気の悪化を招いたりするケースもあります」

 「認知症は周囲の環境が症状に影響していることから、患者の生活の場に医師が出向いて悪化要因を調べることは重要です。認知症以外の精神疾患でも、精神科医がかかりつけ医になることで在宅で療養することができます」

 ――受診の経緯はどんなケースがありますか。

 「『もの忘れ外来』に通っていたのが、症状が進んで通院できなくなった患者さんもいます。また、市から認知症初期集中支援事業の委託を受けており、地域包括支援センターなどから連絡を受けて訪問するケースもあります」

 ――難しいのはどんな点ですか。

 「家族の依頼で訪問しても、患者本人に受診の意思がない場合があります。ただ、一度拒否されたら終わりではなく、適切な距離を取りつつ何度か通ううちに、コミュニケーションが取れてくることもあります。また、老々介護で夫婦とも認知機能が落ちているケースも多いです」

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