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こころの訪問診療(2)不要な薬やめ認知症緩和

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こころの訪問診療(2)不要な薬やめ認知症緩和

「お元気になられて良かったですね」と本郷陽子さん(右)に話しかける内田さん(中央)。左は夫の英一さん(福岡市内で)

 「来る度にお元気になってきますね」

 「何かこの頃とても元気。ご飯もおいしいし」

 今年9月、福岡市東区の「たろうクリニック」院長の内田直樹さん(39)は、同区の本郷陽子さん(85)と居間のベッドに腰掛け、にこやかに会話を交わした。

 内田さんは、「認知症の妻を診てほしい」との夫の英一さん(87)からの依頼で7月から月2回、訪問診療をしている。

 初診の頃の陽子さんは、昼間はベッドでぐったりしている一方、夜中に起き出し、家の中は荒れ放題だった。不要な薬をやめ、不足した栄養を補うなどしたところ、認知症の症状は目に見えて良くなった。しばらく忘れていた趣味の編み物も、始めるようになった。

 介護の負担が軽減されたことで、英一さんの方も穏やかな気持ちで過ごすことができるようになった。「家内の落ち着きぶりは、びっくりするくらい。以前は受診に出かけること自体がストレスになっていたのかもしれない。先生が家に来てくれるので、本当に助かっています」と感謝している。

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