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「宇宙兄弟」ヒロインにちなんだ「せりか基金」…ALS研究に資金援助

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 人気漫画「宇宙兄弟」の登場人物にちなんで設立された「せりか基金」が、難病である筋 萎縮いしゅく 性側索硬化症(ALS)の治療法や原因究明につながる研究に資金援助しようと、助成先の公募を始めた。

 「宇宙兄弟」は、30歳を超えて宇宙飛行士を再び目指し始めた兄と、それを支える弟の兄弟愛と壮大な宇宙開発の現場を描いた作品。アニメ化、映画化もされ、単行本の累計発行部数は1900万部を超えている。

 同作品のヒロイン・せりかは幼い頃に父親をALSで亡くした。彼女が、その治療法につながる実験を宇宙空間で行うシーンが物語の一つのハイライトになっており、作者の小山 宙哉ちゅうや さんも多くのALS患者に直接取材を重ねてきた。

 こうした経緯から、小山さんの権利を代行している作家エージェント会社「コルク」(東京)が5月、「せりか基金」を設立。まず、Tシャツやステッカーなどチャリティー商品の収益金約600万円から2件の助成(1件上限300万円)を行うことを決めた。

 助成先を決める審査委員は井上治久・京都大学iPS細胞研究所教授ら5人の専門家が務める。10月25日まで募集し、12月中旬にその結果を発表する。

          ◇

【筋萎縮性側索硬化症(ALS)】  身体を動かすための神経が徐々に壊れ、全身の筋肉が萎縮していく難病。原因は不明で有効な治療法はまだ確立されていない。国内に約9500人いるとされる。

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