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いきいき快適生活

介護・シニア

80代・90代もボウリング

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健康維持効果 ストレッチ忘れずに

 中高年が気軽に楽しめるスポーツとして、ボウリングが注目を集めている。「力より技」が重要で、高齢になってからもスコアを伸ばすことができるので、80代、90代でプレーする人も増えつつある。転倒など思わぬケガを防ぐため、プレー前には十分ストレッチをするよう心がけたい。

80代・90代もボウリング

ボウリング歴60年の高田金三さん。「ボウリングは力だけじゃない」と話す(「東京ドームボウリングセンター」で)

 日本ボウリング場協会によると、大ブームになった昭和40年代には、全国に約3700か所のボウリング場があった。しかしここ10年ほどは減少し続けており、昨年は784か所まで減ったという。

 ただ、中高年のプレー人口は増加中だ。定期的に月1回以上ボウリングを楽しんでいる男性80歳以上、女性75歳以上の「長寿ボウラー」は、同協会調べで1996年にはわずか54人だったが今年は6940人。ブームを知る世代が戻ってきているという。

 筑波大教授の田中喜代次さん(スポーツ医学)によると、高齢者がボウリングをすることで、筋力や関節の可動域を維持するなどの効果が期待される。さらに、心肺能力も維持されるそうだ。

 「仲間への連絡や予約など実際に頭を使う作業があるほか、外出のきっかけ作りにもなるのでシニアにおすすめの健康スポーツです」と指摘している。

 ボウリング業界もシニア向けの教室や大会などに力を入れている。今月、東京都文京区の「東京ドームボウリングセンター」では、80歳、90歳代の選手らによる大会が開かれた。

 「80歳代の部」2位になった京都市、石原静子さん(84)は、五十肩に悩んだのがきっかけでボウリングを始めた。実際にボウリングをするようになって、肩の痛みはなくなったという。

 93歳の高田金三さん(群馬県)は、「どこを狙うか考える頭脳プレーが 醍醐だいご 味」と話す。

 実際にボウリングを始めるには、どうしたらいいのか。関東ボウリング場協会事務局長の新井裕道さんが勧めるのは、各地のボウリング場で開かれている「高齢者向け教室」や体験会に参加すること。プロやインストラクターにボールの選び方から丁寧に習うことができる。

 ボールは無理なく持てる重さで、サムホール(穴)が親指の太さに合うものを。「力で腕を振るのではなく、ボールの重さで自然に腕を前後させます。急ぐと転倒にもつながります。自分のペースでゆったりと投げましょう」

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 田中さんは、「高齢者は体が硬くなっており、ケガが心配なのでストレッチなどの準備運動をしっかりしましょう」とアドバイスする。ふくらはぎのストレッチ=イラスト=は、必ずすることを勧めている。

 最寄りのボウリング場がどこにあるか、教室が開かれているかなどは日本ボウリング場協会(03・6433・0450)へ問い合わせを。平日の昼間はお得なプランが用意されているボウリング場も多い。

■ケガを予防し、ボウリングを楽しむための3か条

 (田中さん、新井さんの話などから作成)

〉正しい投げ方の基本は「振り子運動」。胸のあたりでボールを構えて前方に腕を伸ばし、その位置からボールの重さで腕を下ろし、そのまま後ろに振る。前に戻して離す。力では振らない

〉プレーの前後には、太ももやふくらはぎのストレッチを行う。普段からウォーキングや筋力トレーニングにも取り組むと、転倒しにくくなる

〉スコアにこだわらず、仲間と一緒にプレーできることを楽しむ

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