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足がかゆい「むずむず病」

 5年ほど前から、特にイスに座るなどして力が抜ける時や気温が低い時に、足首や足の裏、甲がかゆくなります。2年前に神経内科で「むずむず病」と言われ、治療をしていますが、薬の量を増やすと治まるのに、減らすと戻ります。よい治療薬はありますか。(67歳男性)

血液や末梢神経の検査を

平田 幸一 独協医科大学病院病院長、神経内科主任教授(栃木県壬生町)

 正式には、むずむず脚症候群と言います。安静にしている時や眠りに入る時などに、太ももから下の脚に異常感覚が起こります。

 特徴として、〈1〉脚を動かしたいという強い衝動が起こる〈2〉夕方から夜にかけて症状が出る〈3〉脚を動かしていない時に症状が強く起こる〈4〉動かすことで不快感が軽くなるか消える――という四つがあります。

 夜中に脚や手が自然に動く周期性四肢運動障害も、多くの患者にみられます。

 異常感覚はいろいろで、質問者のように、かゆみとして現れることもあります。主に、力を入れた時、つまり動かすことによって、症状はよくなります。

 ドーパミン作動薬という薬が効果があるとされていて、実際には少量で劇的に効果があるのが、この病気の特徴と言えます。薬の量を増やすと治まり、減らすとかゆくなるということは、もう少ししっかり診た方がいいかもしれません。

 むずむず脚症候群の中には、二次性で、貧血、腎不全、糖尿病によるものがあり、血液検査や 末梢まっしょう 神経の検査などを受けてみてはいかがでしょうか。

 最近、四つの特徴があって、周期性四肢運動障害がない人で、ドーパミン作動薬が効かない患者さんもいるという報告もあります。この場合、日本睡眠学会の認定医に診察してもらう必要があると考えられます。

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