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うつぶせ寝による事故防止製品「本当に役に立つのか」検証が必要

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 政府は来年度にも、乳幼児の「うつぶせ寝」による事故防止製品などの購入費として、保育所に園児1人あたり最大4万円を補助する制度を創設する検討に入った。

 政府がうつぶせ寝による事故防止製品の普及を後押しする背景には、安全が求められる保育施設の保育士が不足し、業務負担が大きいことがある。

 保育施設では、0~1歳児の昼寝時、保育士が5分ごとに姿勢や呼吸を確認することが求められている。厚生労働省研究班の今年2月の保育士実態調査では、昼寝時の確認業務が大変との回答が半数を超えた。

 厚労省によると、年間約100人が乳幼児突然死症候群(SIDS)で死亡し、うつぶせ寝との関連が指摘される。保育施設でもうつぶせ寝対策は重要だ。子供の事故に詳しい小児科の山中龍宏医師(横浜市)は、事故防止製品による効果の検証が必要だと指摘する。

 政府はうつぶせ寝とSIDSの関連の研究を進め、乳幼児の安全な睡眠を守る指針作りも急ぐべきだ。

(医療部 原隆也)

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