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生後41日で心臓手術成功…中京病院、バイパスで初

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 中京病院(名古屋市南区)は13日、生まれつき重い心臓病のある生後41日の男児に対するバイパス手術が成功したと発表した。

 同病院によると、これまで心臓移植による2、3例しか救命例がない難病という。男児の退院に合わせて行われた記者会見で、両親は「うれしい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

 発表によると、男児は愛知県内の20歳代の両親の子で、4月、心臓から肺に血液を送る肺動脈と心臓に血液を供給する冠動脈がともにふさがった状態で生まれた。このため、心臓に送り込まれる酸素が少ない状況が続いていた。

 病院によると、肺動脈閉鎖と冠動脈閉鎖が合併して起きるのは極めてまれで、心臓移植を除けば、生後間もない乳児で助かった事例はないという。国内では新生児に適合する臓器の提供者が現れる可能性が極めて低いため、同病院は、両親の希望を聞き、大動脈と右心室を人工血管でつなぐなどのバイパス手術を実施。術後7日で人工呼吸器を外せるほど回復し、その後の経過も良好という。

 男児は現在4か月で、両親は「こんな日が迎えられるとは思わなかった。手術を乗り越えた我が子の強さを誇りに思う。今後の生活が楽しみです」と 安堵あんど の表情を浮かべた。

 執刀した桜井一・心臓血管外科部長は「心臓移植以外では、世界初の救命例ではないか。同様の疾患を持つ子に、こういう手段があることを提示できれば」と語った。

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