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エコノミークラス症候群で死亡8例…足首を前後に動かす運動で予防を

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エコノミークラス症候群で死亡8例…足首を前後に動かす運動で予防を

肺血栓塞栓症予防マーク

 医療機関が届け出た死亡事故の調査を行う日本医療安全調査機構が、入院患者らに、肺血栓 塞栓そくせん 症(エコノミークラス症候群)予防を呼びかけるマーク=写真=を作成した。

 肺血栓塞栓症は、主に足にできた血の塊が、肺まで移動し、血管を詰まらせる病気。手術後に起きやすい。ベッドで寝ている間、足首を前後に動かす運動などで予防できる。

 同機構は、2015年10月から今年3月末までの間に院内調査報告書がまとまった330例のうち、急性肺血栓塞栓症で亡くなった8例について、再発予防のため、専門部会で分析した。

 医療機関の調査報告書は8例とも、足首の運動に関する記載がなかった。杏林大循環器内科教授で部会長の佐藤徹さんは「患者自身の運動は予防に大切なのに、医療現場で重視されていないおそれがある」と指摘、マークをベッドの近くに掲示することで、医療従事者と患者本人への予防の意識付けを促す考えだ。マーク入りの患者向けの説明用紙は、同機構のホームページ(https://www.medsafe.or.jp/uploads/uploads/files/teigen-02setumei.pdf)で無料で入手できる。

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