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2015年の世界の失明者は3,600万人

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弱視は5億8,800万人に

2015年の世界の失明者は3,600万人

 軽度な視覚障害でも人生に与えるインパクトは大きい。運転ができなくなったり、仕事がやりづらくなったり、趣味である映画や読書が楽しめなくなることもあるだろう。2015年の世界の失明者数は3,600万人、弱視者数は2億1,660万人と推計されると、英国の研究グループが「The Lancet Global Health」(2017年8月2日オンライン版)に発表した。

世界の50歳以上の4割が老眼

 研究グループは、98カ国のデータを検討した288の論文を分析し、失明と弱視(世界保健機関の定義:矯正視力が0.05以上、0.3未満)の患者数と有病率を推計。

 2015年の世界人口73億3,000万人のうち、失明者は3,600万人。失明率が最も高かったのは南アジア、最も低かったのはオーストラリア、ニュージーランドなどのオーストララシアと呼ばれる地域だった。一方、弱視者は全世界で2億1,660万人。有病率が高いのは東アジアで、最も低かったのはサハラ以南アフリカ南部だった。

 今後の推移については、2020年の失明者は3,850万人、弱視者は2億3,700万人と両者の有病率は上昇すると予測された。その後も治療面で大きな改善がないと2050年には失明者1億1,500万人、弱視患者数は5億8,800万人に達すると予測されるという。

 また、老眼の実態も示された。その結果、2015年における35歳以上の老眼患者は10億9,470万人で、50歳以上は6億6,670万人と推定された。老眼の有病率は35歳以上で35.6%、50歳以上で40.3%であった。(あなたの健康百科編集部)

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