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読者と共に25年(下)つらい人 他にもいる

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読者と共に25年(下)つらい人 他にもいる

家族写真を手に両親の今後について夫と話す長牛さん

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「扱うテーマの幅広さが医療ルネサンスの魅力」と語る神林さん

 1日で連載25周年となった「医療ルネサンス」。読者からは「暮らしを見つめ直すきっかけになった」との声も寄せられている。

 青森市の主婦 長牛ながうし 由美さん(42)は、青森県内に離れて住む父(73)の今後を考える機会が増えた。父は2年前、手足が震えるなどするパーキンソン病を発症。母と同居し農作業はできるが、最近よく転ぶという。悪化すれば医療・介護費はかさむのか。長牛さんは漠然とした不安を抱えていた。

 今年6月、いのちと費用を巡る課題を探る「いのちの値段」シリーズを読んだ。ある男性の親たちが最後に必要とした医療・介護費はそれぞれ、有料老人ホームに約200万円、医療費の自己負担は20万円前後。「こんなにかかるのか」。記事を参考に父の生活にかかる費用を検討し始めた。

 「介護施設では落ち着いて暮らせるか」「どんな支援ができるか」。夫と話し合う。9歳と3歳の息子2人の教育費も気になる。家族みんなが幸せに暮らせるかたちを模索する。

 新潟県長岡市の無職神林 たけし さん(77)は約20年前、健診で医師から糖尿病になる危険性を指摘され、食事に気を配るようになった。医療ルネサンスを読み始めたのもその頃だ。

 関心のある記事は冊子の形でとじる。そうした記事の中に薬の副作用を扱った2015年の「高齢者の薬」がある。「5種類以上の薬を飲んでいると転倒のリスクが高まる」との一文に線を引いた。薬を安易に使うことの怖さを感じた。

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