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スポーツ医学への多角的なアプローチ

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

スポーツの外傷は肉体的接触、判断ミスや疲労などによる誤動作、オーバーユース(本人の体力や回復力を超えた疲労蓄積)、間違ったトレーニング理論の実践、内科疾患や心理的な問題との連環など意外と多岐にわたります。

今の現場の医師は先生のようなスポーツ選手出身の整形外科医が圧倒的に多いですが、心臓を扱う循環器内科医や女性の月経と栄養の住み分けを考える産婦人科医など、今後は各施設の各科がどういう距離感で関与していくかも変わってくると思います。
勿論、障害発生の機序を考えれば、各指導者やトレーナーなどとの意見のすり合わせも大事になります。

自分自身は放射線科学会などで培った多様な知識、長い競技スポーツ経験に整形外科系学会で重ねた知識でもって、ベテランの先生と連携を取りながら、彼らの日程や知識の穴埋めをするのが現状です。

産科婦人科栄養・代謝研究会では心理的トラブルから無月経や神経性食思不振症をこじらせて心療内科に通院した症例なんかもありましたが、実際問題、現場から医療の間には指導者や保護者・本人の意識の問題、トレーニング理論の問題などいくつもの問題が複層的に折り重なっています。

特に、競技系スポーツは早い年代での実績が求められてしまうこともあり、答えのない問題との格闘が求められますが、知識や対応手法の拡散で容易に防ぎうる問題での予防医療を進めていくことが生涯スポーツから競技スポーツまでの厚みを下支えすることになると思います。
現代的生活による基礎体力の低下が、医療問題の根底にも繋がっていますので、そういう意味でも今後重要な取り組みになって行くと思います。

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