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【いのちの値段】透析と人生(2)高額治療費に「後ろめたさ」

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【いのちの値段】透析と人生(2)高額治療費に「後ろめたさ」

透析の間、看護師(右)と雑談する杉田さん。室内には40台の透析装置が並ぶ(新潟県立中央病院で)=奥西義和撮影

 人工透析はよくバッシングを受ける。象徴的なのは、人口の0・25%に過ぎない透析患者が医療費の4%(年間1兆6000億円)を使う、という批判だ。

 透析歴41年の元新潟県立看護大学教授、杉田 おさむ さん(72)は常に、「後ろめたさ」を背負ってきた。ほぼ全額が助成される自分の治療が、医療費を圧迫しているのではないか――。

 新潟市の 信楽園しんらくえん 病院で透析を始めた1976年時点で、治療費は年間500万円。当時の勤務先、新潟大学からもらう手取り年収の約3倍だが、ほぼ全額を健康保険の共済組合が支払った。治療仲間には「組合の規模が大きいから、クビにならなくていいね」と、うらやまれた。各地の職場で「金食い虫」扱いされ、退職する人もいたからだ。

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