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モデル 道端アンジェリカさん

一病息災

[モデル 道端アンジェリカさん]乾癬(3)ファンデ、10種使い分け

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 骨折してストレスを抱えていた昨年冬、 乾癬(かんせん) の症状が全身に広がった。乾癬の研究や治療をしている大学病院を受診した。

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 乾癬は、体を守る免疫機能が関係しているとされ、新陳代謝の速度が普通より速いため、皮膚がむける。

 日本で使えるようになったばかりの注射で治療を始めた。免疫反応で作られる物質が過剰に働くのを防ぐ注射だ。

 病院で月に2回、注射を打った。費用は1回数万円。高いと思ったが、何とかしたかった。症状のピークが落ち着いた後、迫っていた仕事を乗り切った。その後、自宅で自分で打てる皮下注射に変え、病院に通院しながら、仕事を続けている。

 とはいえ、テレビ番組の長時間の収録などは、終わる頃には皮膚がめくれてくる。化粧直しのファンデーションと鏡は手放せない。小さな発疹や痕が残っていて、赤みや乾燥の度合いなど、肌の状態は日々変わる。

 顔用のファンデーションもたくさん試した。家には、カバー力が強いもの、ミネラル分を多く含むもの、薄付きのものなど、約10種類を常備して使い分けている。

 「隠すのは難しいし、肌の変化についていくのはすごく大変。朝、起きた時の肌の調子をみて考えているんです」と、乾癬とつきあう難しさを語る。

  モデル  道端(みちばた) アンジェリカさん(31)

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