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[おべんとう]園児は食べやすさ重視

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好きなもの中心 「一口サイズ」基本

[おべんとう]園児は食べやすさ重視
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 幼稚園児や中高生など、子どもにお弁当を持たせる人も多いでしょう。子どもは成長につれ、食べる量や好みが変わります。年代に応じたポイントを料理研究家の武蔵裕子さん=写真=に聞きました。初回は保育園や幼稚園に通う年少児のお弁当です。

 栄養バランス良く食べてほしい、好き嫌いせず食べてほしい――と親は色々と考えるが、「お弁当が始まったばかりの年少児の場合、『食べきれること』を一番に考えてほしい」と武蔵さん。

 いつも親と一緒だった食事を、ひとりで食べるようになるのがお弁当。量が多くて残したり、食べにくくて困ったりせず、「全部食べられた!」と、完食の達成感を味わえるようにしてあげたい。「子どもの好きなものや食べ慣れたものを中心に詰めましょう」

 おかずは「食べやすさ」重視で。「一口サイズ」が基本だ。箸を使えるようになるまでは、フォークやピックで刺して食べられるものがいい。ご飯は手づかみできる小さめのおにぎりや、のり巻きが楽に食べられる。

 肉は硬くなりやすいので、薄切り肉で作る肉巻きやひき肉で作るハンバーグ、つくねといったものに。小さめに成形するか、一口サイズに切る。「から揚げなら、そぎ切りにした鶏の胸肉を使うと、火が通りやすく、食べやすい」

 味付けも食べやすさを考えよう。食べるときにつけたりかけたりするのではなく、詰める前から絡めたり、あえたりして、食材にまとわせておく方法がおすすめだ。

 「幼児は箸が使えるようになったり、食べられる食材や量が増えたりと変化が大きい。家庭での食事の様子も見ながら、お弁当も上手に対応しましょう」と武蔵さん。お弁当箱のサイズも食べる量に応じて柔軟に変えてあげたい。

 また、通う園によって使える食材などに約束事がある場合も。きちんと確認しよう。

  【ポイント】

おかずは一口サイズで。大きいものは食べやすく切る

肉は薄切り肉やひき肉を使うと、冷めても硬くなりにくい

調味料は後からかけなくても済むよう、食材に入れ込んだり、あえたりしておく

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