モデル 道端アンジェリカさん
一病息災
[モデル 道端アンジェリカさん]乾癬(1)インスタ すっぴんの告白
「 乾癬 という皮膚の病気を持っています」
今年5月、自身のインスタグラムで打ち明けた。一緒にアップしたすっぴんの顔写真は、小麦肌のあちこちに、ピンクに色が抜けた乾癬の痕が見える。今をときめくモデルの突然の告白は、大きな話題となった。
乾癬は、皮膚が赤くなり、次第にその部分の皮膚が白っぽく細かいかさぶたのようになって、ポロポロと剥がれ落ちる。人には感染しないが、根本的な治療法がなく、長く続く疾患だ。
モデルになりたいと思ったのは小学生の時。母親と一緒に、ファッションショーでランウェーを歩くモデルの映像を何度も見て、楽しそうだと思った。物心ついた頃から、野菜や果物が好きで健康的な食生活は身に付いていた。
運動好きでもあり、母親から「モデルを目指すなら体のバランスがよくなる運動がいい」と言われ、長距離走や縄跳びをしていた。
肌は弱かった。成長するにつれてよくなったが、以前はアトピー性皮膚炎で、肌のかゆみや赤くなることには慣れていた。
だから、最初に乾癬の異変が起きた時も、「重大な病気だと思わなかった」という。膝の裏や肘に、100円玉ぐらいの赤い発疹ができたが、「肌荒れかな」と思うぐらいで、その時は深刻に受け止めなかった。
5年ほど前の出来事だ。
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モデル 道端 アンジェリカさん(31)
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