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人の受精卵を作製する不妊研究、国が倫理指針に基づく初の審査開始

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 未成熟の卵子を体外で成熟させて受精させた場合の受精率を調べる研究計画を、大阪府内のクリニックが厚生労働、文部科学両省に申請し、両省の専門委員会が31日、審査を開始した。

 人の受精卵を作製する研究を行う場合は、国の倫理指針で両省の大臣の承認を受ける必要があり、今回は指針に基づく初の審査となる。

 不妊治療を行うクリニックでは、卵子を体外で成熟させる処理をしているところもあるが、受精率や妊娠率が低いとされている。研究によって、卵巣で卵子が育ちにくい女性らの妊娠率を高める成果が得られる可能性があるという。

 申請は今年1月20日付。研究計画によると、夫婦の同意を得て採取した未成熟の卵子を1100個使い、複数の培養条件で成熟させた後、成熟卵に精子を針で注入する顕微授精を行う。それぞれの条件での成熟率や受精率を5年間かけて探る。

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