文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

ニュース・解説

群大手術死問題…執刀医、遺族と初面談

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 群馬大学病院の手術死問題で、執刀医の 須納瀬すのせ 豊医師と、上司で旧第二外科の竹吉泉・元教授による遺族への説明会が30日、群馬県内で開かれ、問題発覚後、初めて遺族と対面した。

 直接の説明を求めてから約2年越しの実現に、遺族会代表の男性は弁護団を通じ、「長い間待ち望んでいた。一つの節目になった」とコメントした。

 弁護団によると、説明会には患者8人の遺族が出席。須納瀬医師らは、当時、第一外科と第二外科に分かれていた体制や手術実施の判断、不足が指摘されてきた患者への説明、カルテの記載などについて考えを述べた。その後、個別に患者2人の遺族に説明。8月末まで数回に分け、残りの遺族にも個別説明を行う。

 同じく遺族会代表の別の男性は、「開催されたこと自体は前向きに受け止めたい」とコメント。弁護団の梶浦明裕事務局長は「当事者が直接説明することは真相究明のために不可欠。説明内容を踏まえ、民事訴訟や刑事告訴、行政処分の要望などを行うかどうか方針を決めたい」とした。

 同病院の旧第二外科を巡っては、肝臓の 腹腔鏡ふくくうきょう 手術を受けた患者8人が、約3か月以内に死亡していたことが2014年に発覚。その後、肝臓や 膵臓すいぞう の開腹手術でも患者の死亡が相次いでいたことがわかった。第三者の調査委員会が昨年7月、調査報告書を公表した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事