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レンジで手軽に肉料理

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レンジで手軽に肉料理

高橋美帆撮影

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 暑い夏には台所で火を使いたくない。そんな時は、電子レンジを活用してみてはいかが。料理研究家のほりえさわこさんに、レンジで作る簡単な肉料理を教えてもらった。

 最近の電子レンジには様々な機能がついているが、今回は「レンジ機能」だけを使って調理する手軽なレシピだ。ほりえさんが薦めるのは、パンにもご飯にも合う ナスの肉詰め 。ナスを器のように使って肉を詰める。

 <ナスはへたを取り縦半分に切る。皮に沿って内側に包丁で切り込みを入れてから、スプーンを使って中をすくい取る。「舟形の器」を作るイメージだ。裏返して、皮に5ミリ幅で斜めに軽く切り目を入れておく>

 皮に切り目を入れておくと、食べやすくなる。

 <スプーンですくったナス、タマネギ、ニンニクをそれぞれみじん切りにしてボウルに入れる。ひき肉と材料Aもボウルに加えてよく混ぜる。ナスの器に詰める〉

 〈ナスを耐熱皿に並べ、上にBのソースを塗り、ピザ用チーズをのせる。電子レンジ(600ワット)で6分ほど加熱すると出来上がり>

 ラップはしない。火が通っているか心配なら、箸で肉を少し押すなどして確認する。「レンジ機能では焼き色はつかないが、溶けたチーズが食欲をそそります」。みじん切りのナスが肉詰めに入っているので軟らかく、肉汁をたっぷり含んでおいしい。

 もう1品は、 鶏肉のハーブチーズ蒸し

 <鶏胸肉は7ミリ厚さのそぎ切りにする。塩、コショウをふり、なじませる。ポリ袋に鶏肉と片栗粉を入れて軽くふり肉全体に薄くまぶす〉

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スプーンで「ナスの器」を作る

 ポリ袋には空気も入れ、口をしっかり閉じて軽く上下に振るのがコツだ。「まぶした粉が肉汁を逃さず包み込みます」とほりえさん。

 〈耐熱皿に、半月切りにしたトマトと鶏肉を、少し重ねるようにしながら交互に並べる。混ぜたパセリと粉チーズを、鶏肉とトマトの上からかける。ラップをふんわりとかけて、電子レンジ(600ワット)で5分加熱する。ラップを取らずに、さらに湯気が出なくなるまで約2~3分間そのまま置く〉

 ラップは鍋の蓋と同じ役目を果たす。「ラップをしてレンジをかけると、蒸す、ゆでるの代わりになります」

 蒸した鶏肉はしっとり軟らかく、パセリの香りが爽やかだ。パセリの代わりにローズマリーやタイムでも。「食欲が減退しがちな夏にはぜひハーブを使ってみてください」

 「電子レンジを、冷めた料理の温めや、解凍だけにしか使っていないのではもったいない。どんどん活用してほしい」とほりえさんは話している。

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