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偏食と好き嫌い

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[偏食と好き嫌い](3)給食は味を知るチャンス

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 嫌いな物を無理して食べなくても、栄養は、ほかの食品で補える。だが、嫌いだからと避けていると、大人になって困らないか。

[偏食と好き嫌い](3)給食は味を知るチャンス

授業で、郷土料理の大切さを伝える松丸さん(左)(松丸さん提供)

 東京都文京区立 金富かなとみ 小学校は、給食で野菜をふんだんに使うが、高学年になると残す子どもはほとんどいなくなるという。「味が良いことが第一。嫌いな物を一口でも食べたらほめることも心がけています」と、毎日の給食メニューを作る同校の栄養士、松丸 すすむ さん(34)は言う。2013年の「全国学校給食甲子園」で優勝した。

 自身の野菜嫌いを給食のおかげで克服した松丸さんは「給食で様々な味の経験を積むことが大切」との信念を持つ。だしでうまみを利かせる。くせのある野菜を使う時は肉やチーズを加えるなど、ひと手間を欠かさない。

 子どもが嫌いな野菜の筆頭はピーマン。だが、鶏ひき肉といためたタイ料理のガパオなどは多くが大好きだという。ピーマンの苦みが実はおいしいと知ることで、ほかのピーマン料理も食べられるようになる。

 ナス嫌いも多い。煮ると、灰色になって食感も見た目も良くない。ナスは素揚げしてから料理に入れる。油を吸って甘みが出て、形崩れもせず、鮮やかな紫色になる。

 松丸さんの給食レシピは家庭でも参考になる。読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」( https://yomidr.yomiuri.co.jp/ )で、「 松丸奨の『おとなの給食アレンジレシピ』 」に掲載されている。

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