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コラム

『長寿の国を診る』 大島伸一著

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『長寿の国を診る』 大島伸一著

 著者は、高齢者医療を先導する国立長寿医療研究センター(愛知県)の名誉総長。超高齢社会を目前にした2004年、名古屋大病院の泌尿器科教授から、同センター初代総長に転身した。

 手術で患者を「治す」ことを目指してきた外科医が、多くの病気を抱えながら生きる高齢者の現実を直視し、「治し支える医療」を提唱するまでの試行錯誤をつづった。

 延命のための胃ろう、格差社会、医師不足問題の本質、どう生きどう死ぬかなど、内容は多岐にわたるが、厳しい日本の現状に危機感を抱きつつも、人間の可能性を信じる力強さが印象に残る。(風媒社 1800円税別)

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