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医療部発

コラム

歯科医「使い回し」で反響…「外来環」取得していれば感染対策万全か

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医療部 渡辺理雄

 「歯科外来診療環境体制加算(外来環)」について、歯科医院が院内感染対策にどのように取り組んでいるかわかる、とコラム「機器を使い回さない歯科の探し方…待合室を見渡せばわかる?」(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170706-OYTET50013/)で紹介しましたが、取得していない歯科医院から「年1回しかない講習会に間に合わず、取得できていない。しかし院内感染対策はしっかりやっている」旨の訴えがありました。

 外来環はあくまで、院内感染対策の目安の一つです。取得していない歯科医院も様々な事情があるかと思いますので、歯科医師に直接お尋ねになってみてください。

 逆に外来環を取得していても、「滅菌などの機器を買いそろえ、研修会に出ただけで、院内感染対策の中身が伴っていない歯科医院もある」との指摘もありました。

 外来環は、院内感染対策だけでなく、医療安全対策に関しても体制を整えないと届け出ができないことになっており、その分費用がかかります。費用の割に収入が増えないとして、取得しない歯科医院もあります。

 どちらにしても、外来環は、目安の一つ、情報の一つとして、歯科選びの参考にしていただければ、と思います。

渡辺理雄

 渡辺理雄(わたなべ・みちお)

 2008年12月から医療部。脳卒中、リハビリテーション医療などを取材している。

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医療部発12最終300-300

読売新聞東京本社編集局 医療部

1997年に、医療分野を専門に取材する部署としてスタート。2013年4月に部の名称が「医療情報部」から「医療部」に変りました。長期連載「医療ルネサンス」の反響などについて、医療部の記者が交替で執筆します。

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