松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
深川飯
小学校栄養士の松丸奨です。今日はうま味をたっぷり染み込んだ東京の郷土料理レシピ、「深川飯」のレシピのご紹介です。アサリはうま味の宝庫、 噛 めばその味が口いっぱいに広がります。アサリは、潮干狩りのアサリを使用しても良いですし、簡単にするならば、身だけになっているボイルアサリが売っていますので、そちらを使用すると、砂抜きされていて簡単ですよ。
栄養価で特に注目したい食材は、「アサリ」です。アサリは鉄分や亜鉛などのミネラルが豊富な食材で、貧血の予防に役立つと言われています。鉄分や亜鉛を摂取できる食材は以外と少ないもので、おいしい上に栄養価のあるアサリは積極的にとりたい食品ですね。
今回のレシピは、炊き上がった白米に、あとから混ぜるタイプの混ぜごはんです。炊きこまないので、気軽に作れますし、失敗することもありません。“深川飯は難しそう”という概念を変えられますよ。ぜひ炊き立てのご飯においしいアサリを加えて、深川飯を楽しみましょう。
[ 作り方 ]
(1) ショウガは皮をむき千切りにする(ショウガチューブを使用しても可能です)。
(2) 油揚げに熱湯をかけて油抜きをして、千切りにする。タケノコはスライスにする。長ネギは青いところを小口切りにする。
(3) フライパンにタケノコと油揚げを入れて、全ての調味料とだし汁を入れて、沸騰させる。
(4) 沸騰したらボイルアサリを入れて中火で煮込む。
(5) しっかりと煮含めて、汁が無くなってきたら火を止める。
(6) 炊き立てのご飯と(5)を混ぜて、仕上げに長ネギの青いところをのせて完成。
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