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性感染症のいま(1)梅毒「まさか自分が」

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梅毒に感染して手に赤い発疹「バラ疹」が出たが、抗菌薬できれいに消えた男性(東京都新宿区で) 「偽装の達人」と呼ばれる性感染症がある。最近、感染者数の急増が指摘されている梅毒のことだ。これまで年間1000人に満たなかった感染者数が、2011年頃から増加し、昨年は4500人を超えた。 「感染するような性行為は思い当たらないのですが」 40歳代の会社員の男性が、医師に手を差し出す。男性の手や体に突然、赤…

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