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市大ストレッチ(上)座ったままで肩スッキリ
大阪市立大が、「市大ストレッチ」と名付けたオリジナルのストレッチ方法を開発した。授業中に姿勢が固まりがちな学生たちに実践してもらうことで、姿勢の悪さから来る肩こりや眼精疲労を予防してもらおうという狙いだ。
都市健康・スポーツ研究センター准教授の横山久代さん(43)が、イスに座ったままでも出来るストレッチのメニューを選び、構成した。七つの動作を行う。
最初は「ペンギン肩ほぐし」。首をすぼめるように両肩を上げて一気に下げる。「ストンと落とすように下げるのがコツ」と横山さん。次が両手を腰に当てたままひじを前後に動かす「ペリカン背中ほぐし」だ。
バンザイの姿勢から手を耳の横まで下げる「バンザイ肩甲骨ほぐし」が続き、ボートをこぐように、「前にならえ」の姿勢から肩甲骨を中央に引き寄せるようにひじを引く「ローイング前面伸ばし」につながる。
5番目が、顔だけを前に伸ばす「ニワトリ首伸ばし」だ。続いて、大リーグの前田健太投手が行う、クロールのように腕を回す「マエケン体操」、最後に、ペンギン肩ほぐしをやって終わる。2分30秒程度の全メニューをこなすと、肩のほぐれを実感できるはずだ。
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