本ヨミドク堂
医療・健康・介護のコラム
『「がん」になるってどんなこと?』 林和彦編著
2人に1人ががんになる。治療後の5年生存率はがん全体で6割で、早期発見できれば9割以上が治る――。こんながんにまつわる常識を分かりやすく解説した。
子どもの視点で、がんになった父母の治療や生活、祖母の闘病や
編著者は東京女子医科大学がんセンター長。がんの実態を知ってほしいと、診療の合間に学校でがん教育を始めた。今年1月には中学高校の保健科教諭教員免許を取得した。「子どものうちにがんの実態を知ることが、がん予防や克服の近道」との思いが込められている。
(セブン&アイ出版 1400円税別)
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