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紫外線にご用心

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[紫外線にご用心](3)目の保護も忘れない

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[紫外線にご用心](3)目の保護も忘れない

 紫外線の影響は肌だけではない。見落としやすいのは目だ。

 はしだ眼科クリニック(東京都品川区)の院長、橋田節子さんは、子どもの頃から対策が必要だと指摘する。日本では子どもがサングラスをかける習慣はなく、学校の運動会も、紫外線が強くなる5月が多い。

 長時間、強い紫外線に当たると、角膜(黒目)に炎症が起こり、目が痛くなったり、充血したりすることがある。この場合は眼科を受診する。

 若い人でも紫外線を浴びる機会が多いと、「 翼状片よくじょうへん 」になりやすい。白目が繰り返し傷つき、白目の下の細胞が異常に増えて黒目部分に入り込んでくる疾患だ。瞳孔部分に白目がかかると視力が低下する。手術が必要になるが、悪化した場合は、視力障害が残ることもある。再発することも多い。

 眼球の水晶体が濁る白内障の主な原因は老化と言われるが、紫外線量が多い地域で患者が多い。視界の中央がゆがんだり、黒く欠けたりする 加齢黄斑変性かれいおうはんへんせい も、紫外線が原因の一つと言われる。

 橋田さんは「視力がいい人ほど、紫外線から無防備になりがち」と懸念する。裸眼視力が悪い人は、メガネをかけることで紫外線をある程度防げるが、視力のいい人は、裸眼でいることが多い。

 コンタクトレンズの使用者も注意が必要だ。コンタクトが原因で目が乾燥することが多く、紫外線の影響を受けやすい。

 日傘や、サングラスを装着するなどで、反射する日光からも目を守りたい。(鈴木希)

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