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減塩の取り組み、産官学で議論…臨床高血圧フォーラム

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減塩の取り組み、産官学で議論…臨床高血圧フォーラム

減塩対策の重要性を訴える日本高血圧学会減塩委員会の土橋卓也委員長(右)

 第6回臨床高血圧フォーラム(日本高血圧学会=JSH=主催)が5月13、14の両日、岡山市の岡山コンベンションセンターで開かれた。

 「高血圧診療の核心と実践的知識」をテーマに、シンポジウム、特別企画などが開催された。

 13日のシンポジウム「産官学で取り組む本邦の高血圧対策」では、高血圧予防の主軸となる国内の減塩運動について、現状や課題が議論された。

 医療機関、行政機関、民間企業、メディアの代表者がそれぞれの取り組みを発表。読売新聞医療部の鈴木敦秋記者は、東日本大震災の被災地、岩手県久慈地域から始まり、全国に普及しつつある減塩運動の本紙連載記事や、ヨミドクターの特集などを報告した。

 国立循環器病研究センターは、八方だしを用いて塩分を1日6グラム未満に抑えるレシピ「かるしお」の展開を説明。広島県呉市は、関係機関が連携する事業展開のコツを明かした。減塩食品を開発、販売するユニーは「各地で関心や成果が広まっている」と述べた。

 同学会減塩委員会の土橋卓也委員長(製鉄記念八幡病院理事長)は、「日本の減塩対策はまだ不十分。医療従事者だけでなく、異なる立場の人々が協力、連携して活動することが重要」と強調した。

 

「手相より 血圧計で 知る未来」高血圧川柳も発表

 

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「高血圧に関する川柳・標語2017」表彰式

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減塩食品メーカーの展示ブース

 フォーラムでは、「高血圧に関する川柳・標語2017」や「第3回JSH減塩食品アワード」の発表も行われた。

 「川柳・標語2017」では、審査員として漫画家のやくみつるさんらが出席、川柳は「手相より 血圧計で 知る未来」、標語は「うんいいね 家族でシェアする 血圧計」がそれぞれ最優秀作品として選ばれ、25作品が、特別賞、優秀賞、入選などを受賞した。

 「JSH減塩食品アワード」は日本高血圧学会減塩委員会が主催。高血圧の患者や減塩に取り組む消費者の参考になる市販食品として、8社の12製品が受賞した。

会場では、医療機器や減塩食品のメーカーが展示コーナーを開設し、来場者に機器を説明したり、試食品を振る舞ったりしていた。

 

 第3回JSH減塩食品アワードの受賞製品は次のとおり。(順不同)

 ▽味の素「丸鶏がらスープ[塩分ひかえめタイプ]」▽イチビキ「すぐとけるみそ あわせ」「すぐとけるみそ 赤だし」▽東洋水産「うまいつゆ 塩分オフ 天ぷらそば」「うまいつゆ 塩分オフ きつねうどん」▽田中食品「減塩わかめごはん」▽一正蒲鉾「サラダファミリー」▽モスフードサービス「和風ドレッシング[減塩タイプ]」▽亀田製菓「減塩亀田の柿の種」▽ユニー「スタイルワン 減塩ごま昆布」「スタイルワン 減塩しそ昆布」「スタイルワン 減塩椎茸昆布」

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