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お医者さんにかかる時、保険証がなぜ必要なの?

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医療費負担が軽くなる

お医者さんにかかる時、保険証がなぜ必要なの?

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お医者さんにかかる時

保険証がなぜ必要なの?

 Q お医者さんにかかる時に、保険証を持って行くのは何でなのかな。

 A 医療費の支払いのためだよ。専門知識を身につけたお医者さんの診察を受けて、性能がいい機器を使った検査を受けたら、たくさんの費用がかかるんだ。全部を個人で負担しなければならないなら、お金がない人は具合が悪くても診察が受けられなくなる。だから、みんなでお金を出し合って、必要な支払いに充てられるようにしている。これが医療保険の仕組みだよ。言わば、みんなで作った大きな「お財布」だ。保険証は、どの医療保険を使えるかを示す証明書なんだよ。

 Q 医療保険には種類があるの?

 A 働き方や勤務先などで分かれるよ。

 魚屋さんや床屋さんなど、自営業者が入るのは国民健康保険だ。それぞれが払う保険料や、税金が財源になっている。

 会社に勤めている人の場合、勤務先が独自に健康保険組合という「お財布」を作っていることがある。小さめの会社だと、協会けんぽというグループに入っている場合もある。いずれも働く人が出す保険料のほか、会社など事業主側も保険料を払っているんだ。公務員が入っているのは共済で、事業主負担にあたる分を国や自治体が負担している。

 75歳以上はこれらの保険ではなく、「後期高齢者医療制度」の対象になるよ。

 Q 保険があると、自分で払うお金はどうなるの?

 A 実際に病院の窓口で支払う金額は、原則として費用の3割で済む。未就学の子供は原則として2割だけど、自治体が負担を軽くしているよ。70歳以上は、現役並みの所得でなければ1~2割だ。

 Q 少なくてすむのなら安心ね。

 A 確かにそうだけど、医療費全体は増え続けているんだ。国の2014年度の推計では約41兆円にも上る。高齢化が進んで体調が良くないお年寄りが増えると、さらに膨らみかねない。この仕組みを維持するために、国が決めている薬の値段を下げるなど、節約も考えなければね。(中村剛)

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