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室伏由佳のほっこりスポーツカフェへようこそ

コラム

眠り方を考える! 睡眠障害と付き合う(上)

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 みなさん、ほっこりスポーツカフェへようこそ! 5月になりましたね。あたたかな日差しに包まれ、心地のよい気候になりました。大型連休には、みなさんどこかへお出かけしましたか? スポーツやレジャーを楽しまれたでしょうか。日ごろの疲れを取るためにリラックスタイムに充てた、という方もいらっしゃるかもしれません。

 人が活発に活動するためには、十分な睡眠をとることはとても大切ですね。今回のカフェは「睡眠」にフォーカスしたいと思います。睡眠は、医学だけでなく生命科学の分野で大変多く研究されているテーマでもあります。実は、私は睡眠の悩みを長年もっています。今回は、このテーマをみなさんと共有したいと思います。

子どものころからの悩み

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枕は低反発(ピンク)が一つ、羽毛の薄めのもの(黄色)(35年物!)が一つ。普段は二つを重ねて寝ている。薄手の枕を折りたたんで、その日の頭や首の状態に合わせて高さを調整している

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ガーゼのタオルを枕の上に敷いて寝ると肌触りがよく、心地よい

 みなさんは、すぐ眠れますか? 眠ったら、決めた起床時刻まで眠り続けられますか? 私は、なかなか寝付けない入眠障害、早朝に目覚めてしまう早期覚醒、夜中に目が覚める中途覚醒の全てを抱え、とても困っています。毎日十分に睡眠がとれず、睡眠に対して不安を抱えている一人です。

 睡眠障害とは、かなり長い付き合いです。いつから?というと、思い出せる範囲では小学校高学年か、中学生ごろです。確実に睡眠に問題があると感じたのは、アスリートとして活動している時でした。競技会の前日になると、眠れなくなるのです。

 「枕が変わると眠れない」という方もいらっしゃいますね。でも、私の場合、遠征先に移動し、宿泊した時だけではありません。大会当日、自宅から出発できる場合に、自宅の慣れた寝床で休んでいても、心配事や考え事があると、うまく眠れないということがほとんどでした。ベッドの中で何度も寝返りを打ち、体勢を変えたり、枕の高さを調整したり。本当に眠れるか分からないけれど、羊の数を数えてみたこともありました…もちろん眠ることはできませんでしたが(笑)。

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室伏由佳(むろふし・ゆか)

 1977年、静岡県生まれ・愛知県出身。株式会社attainment代表取締役。2004年アテネオリンピック女子ハンマー投げ日本代表。円盤投げ、ハンマー投げ2種目の日本記録保持者(2016年4月現在)。12年9月引退。

 アスリート時代には慢性的な腰痛症などスポーツ障害や婦人科疾患などの疾病と向き合う。06年中京大学体育学研究科博士課程後期満期退学(体育学修士)。スポーツ心理学の分野でスポーツ現場における実践的な介入をテーマに研究。現在、スポーツとアンチ・ドーピング教育についてテーマを広げ、研究活動を継続。現在、上武大学客員教授、朝日大学客員准教授や、聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座、徳島大学医学部、中央大学法学部など、複数の大学において非常勤講師を務める。スポーツと医学のつながり、モチベーション、健康等をテーマに講義や講演活動を行っている。日本陸上競技連盟普及育成部委員、日本アンチ・ドーピング機構アスリート委員、国際陸上競技連盟指導者資格レベルIコーチ資格、JPICA日本ピラティス指導者協会公認指導師。著書に『腰痛完治の最短プロセス~セルフチェックでわかる7つの原因と治し方~』(角川書店/西良浩一・室伏 由佳)。

公式ウェブサイトはこちら

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