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「がん検診受けっぱなし」を防止…精密検査の受診率9割を目標

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 がん検診で異常が疑われても、より詳しく調べる精密検査を受けない人が多いため、政府は、精密検査の受診率を90%とする数値目標を初めて設定する。

 今夏に策定する次期がん対策推進基本計画に盛り込む。がん検診を受けっぱなしで放置している人に対し、早期発見につながる精密検査の重要性を呼びかける。

 厚生労働省が、13日に開かれるがん対策推進協議会(門田守人会長)で、数値目標を盛り込んだ次期基本計画のたたき台を提示する。

 厚労省によると、2014年度に全国の市町村が実施したがん検診を受けて「精密検査が必要」と判定された人のうち、実際に検査を受けたことが確認できた人の割合は、大腸がんが67%、子宮 けい がんが72%、胃がんが80%にとどまっている。

 これまでの基本計画は、75歳未満のがんによる死亡率を05年から10年間で20%減らすという全体目標を掲げたが、15・6%の減少となり、目標を達成できなかった。このため、17年度から6年間の次期基本計画では、死亡率の一層の低下に向け、検診を含めたがんの「予防」を大きな柱の一つに掲げる方針だ。

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