わたしの医見
医療・健康・介護のコラム
同室患者の気配り、医師たちの無神経さ
札幌市厚別区 書道講師 79
数年前、足の手術で1週間入院した。6人の相部屋で周囲の会話が耳に入る。
ある朝、看護師が点滴の袋を持ってきた。「それ、いつものと違う」と患者。「あら、そう」と看護師。命にかかわることもあるのに、謝罪の言葉がない。別の患者に医師が「この薬を飲むと副作用で髪の毛がなくなる」と言う場面も。患者は他人に聞かれたくなかったかもしれない。なぜ別の場所で言わないのか。
手術後、私が車いすに乗った時、同室の患者が食事を運んでくれた。この気配りと、医師、看護師の無神経さ。短い入院だったが、対照的な光景が印象に残る。
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個室に入ればいいのではないでしょうか。 少なくともイヤなことは他人には聞こえませんし、聞きたくもないことを聞く必要もありません。
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