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ちらしずし 具材変えて

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サーモンやアボカド うしお汁一緒に

ちらしずし 具材変えて

守屋由子撮影

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 もうすぐひな祭り。ちらしずしは、具材を変えればバリエーションが楽しめる。ベターホーム協会の小野美津子さんに、子どもも喜ぶ変わりちらしずし2品とハマグリのうしお汁を教えてもらった。

 ちらしずしは、見た目が華やかなこともあり、女の子の成長を祝い、健康を願うひな祭りの料理の定番だ。手間がかかりそうだが、意外に簡単。「基本のすし飯さえ押さえておけば、あとはアレンジが楽しめます」と小野さん。

 まずはすし飯。

 <米をといだ後、昆布を入れた水360ccに30分以上つけ、酒大さじ1杯を加えて炊く。砂糖大さじ2杯、塩小さじ2/3杯を酢と混ぜ合わせてすし酢を作る。料理に合わせた分量を炊きあがったご飯に振りかけ、切るように混ぜる>

  サーモンとアボカドのサラダちらし は、ご飯用のすし酢を少し取り分けて具材になじませておくのがコツだ。

 <サーモンとアボカドを2センチ角に切り、すし酢大さじ1杯強をかける。ミニトマトは四つに、チーズは1・5センチ角に切る。クルミはから煎りして粗く刻む。残ったすし酢ですし飯を作ってクルミを入れ、さらにアボカド、サーモンの各半量を混ぜる。器に盛りつけ、残りのサーモンとアボカド、ベビーリーフ、ミニトマト、チーズを飾る>

 ゴマの代わりに使うクルミは、あまり細かく刻まない方が歯ごたえがいい。

  ひなちらし のすし飯はすし酢を全量使う。ひし餅のようで見た目も楽しい。

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型に使う牛乳パックは一辺を切り離してテープで留め直しておくと、そっとはがせる

 <ニンジンと水で戻して軸を取ったシイタケを3~4ミリ角に切る。キュウリは4分の1を薄い輪切りに、残りは3~4ミリの角切りに。卵は砂糖大さじ1杯と塩少々を加え、サラダ油少々を熱したフライパンでいり卵にする>

 シイタケの戻し汁は取っておき、具材を煮る際に使う。

 <鍋にシイタケ、ニンジン、だしを入れて、戻し汁大さじ2杯と砂糖、しょうゆ各同1杯、みりん同1/2杯を加え、7、8分煮て汁気を飛ばす。これと角切りキュウリ、半量のイクラをすし飯に混ぜる。型に詰め、上にほぐしたカニといり卵、薄切りキュウリ、残りのイクラを飾る>

 型には牛乳パックを幅5センチの筒状に切り取ったものを使う。内側を水にぬらして詰めると、あとで外しやすい。

 最後は ハマグリのうしお汁 。ハマグリは砂出しし、こすり合わせて洗っておく。

 <鍋に昆布と水800ccを入れ、20~30分置いてから貝を加え、中火にかける。沸騰直前に昆布を取り出し、アクを取りながら煮る。口が開いたら火を止めて貝を取り出し、身を外す。残った汁を酒大さじ1杯、しょうゆ小さじ1/2杯、塩少々で調味。貝殻一つ、身二つ分を盛った器に汁を注ぎ、結んだミツバを添える>

 小野さんは「子どもの好きな具材でオリジナルずしに挑戦して」と呼びかける。

 (2017年2月22日 読売新聞朝刊掲載)

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