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テニス肘、改善法見つからない

 両腕の肘が痛むため、近くの整形外科を受診したところ、「上腕骨 外側上顆炎がいそくじょうかえん (テニス肘)」と診断されました。テニスやゴルフはしません。湿布薬を貼り、 はり もしましたが良くなりません。インターネットで紹介されていたストレッチも効果がありません。改善する良い方法はありますか。(48歳女性)

手首伸ばす作業を控えて

岩本 航 江戸川病院 スポーツ医学科医長(東京都江戸川区)

 テニス肘は中年以降に多くみられ、肘の外側部分に痛みを覚えます。テニスをする人に多くみられることから、この名前で呼ばれますが、テニスをしていない人にもみられます。日常生活でタオルを絞る動作や、物を持ち上げる動作で痛みが生じます。

 はっきりした原因は分かっていませんが、手首を手の甲側に伸ばすための けん の一つが傷つくことが原因と考えられています。

 手首に負荷をかけて甲側に曲げる動きや中指を伸ばす動きで肘の外側に痛みを感じたら、この病気が疑われます。安静時に痛みはあまりありません。エックス線では異常が認められず、超音波検査や磁気共鳴画像(MRI)で腱の傷み具合を調べることもあります。

 手術を行わない保存的治療が有効で、8割以上の人が1年以内に治癒するとされています。消炎鎮痛剤を内服しつつ、サポーターを装着して日常生活で手首を伸ばすような作業を控え、こまめにストレッチをします。症状に応じてステロイドを注射します。

 最近は、自分の血液から採取した血小板を再注入するPRP療法や患部に衝撃波を当てる体外衝撃波治療など新しい治療が行われ始めています。副作用が少ない治療法として注目されています。

 手術には切開手術と関節鏡視下手術があり、ともに成績は良好です。

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