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高齢者向けの住まいには、何か違いがあるの?

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介護の有無や料金など様々

高齢者向けの住まいには、何か違いがあるの?

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高齢者向けの

住まいには

何か違いがあるの?

 「老人ホーム」は、高齢者が集まって暮らす施設のことだ。専門のスタッフが常駐し、食事や入浴など日常生活の世話をしてくれる。体調が悪くなれば連携する医療機関で診てもらえるし、介護サービスを受けられるホームもある。

 老人ホームにも様々な種類がある。代表的なのが特別養護老人ホーム(特養)。介護が必要で自宅で暮らすのが難しくなった高齢者を対象にした施設だ。自治体や社会福祉法人が設置する公的な施設で、全国に約9400か所ある。介護職員や看護師が常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や、入浴・排せつ介助なども24時間態勢だ。

 亡くなるまで過ごせるし、収入の少ない人は、利用料が減額される。希望者が多く、入りたくても入れない待機者が、2014年には52万人もいた。今は、介護の必要性を7段階で示した「要介護度」のうち、比較的重い「要介護3」以上でないと申し込めなくなったが、それでも対象者は約15万人いた。

 一方、営利法人などが運営する有料老人ホームは、介護の必要性にかかわらず入居できる。施設数も増えて、全国に1万か所以上ある。ただ、料金は特養より一般的に高く、介護スタッフが常駐する「介護付き」と、常駐しない「住宅型」の2タイプがある。

 「住宅型」は、利用者自身が、外部の訪問介護サービスを契約する必要がある。食事の提供や健康管理、身の回りの世話などをするホームが多いが、サービス内容は事業者により異なる。介護状態や病気が悪化したら、退居させられる場合もあるから注意が必要だね。

 高齢者の住まいにはほかにも、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)などがある。サ高住は、元気なうちから入居でき、一般的な賃貸住宅に近い生活を送れる。日中にスタッフが滞在し、「安否確認」と「生活相談」を行う。

 気をつけたいのは、サービスの中身や、介護や病状が重くなった際の対応は施設によって異なる点だ。事前によく調べて、希望や状況に合った施設を選ぶことが大切だね。(小沼聖実)

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 「猫ピッチャー」の作者、そにしけんじさんの話「社会保障は難しいイメージもありますが、実は身近で大切な問題。若い人も含めて、自分たちの生活を考えるきっかけにしてほしいです」

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