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炊き込みご飯 おかず兼用

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炊き込みご飯 おかず兼用

秋元和夫撮影

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 一人暮らしでは、ご飯とおかずを別々に作るのは煩わしい。一品で済ませられる料理として、料理研究家の岩崎啓子さんは炊き込みご飯を提案する。肉や魚と野菜を組み合わせれば、栄養も豊富だ。

 岩崎さんは「炊き込みご飯は肉や魚を加えて作る、いわば『おかずご飯』。時間をかけず、手軽に作れる点もいい」と薦める。

 ステンレスの鍋を使って作る。炊飯器より時間がかからず、土鍋と違い、いためるなど簡単な調理もできる。鍋は小さいとふきこぼれやすくなるので、直径18センチほどの中サイズで。

 今回は和風、韓国風、洋風の3種類を作ってもらった。ツナとブロッコリーは、ショウガがきいていて色合いもよい。ビビンバは、ゴマ油のコクと牛肉のうまみで箸が進む。ピラフは、トマトの酸味と鶏肉のうまみやタマネギの甘みがよく合う。

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「ショウガなどお好みで味付けしてください」と岩崎さん

 米はそれぞれ1人分強の1合にした。余ったら冷蔵庫で保存するとよい。炊き方は共通で、沸騰したら中火で5分加熱し、さらに弱火で5分加熱し、最後に10分蒸らす。中火のままだと焦げてしまうので、時間はしっかり守ろう。

 具材は、肉や魚と野菜をバランスよく。魚は刺し身用のタイなどでも構わない。野菜でニンジンやゴボウ、ダイコンを使う場合は細めに切り、ジャガイモやカボチャ、サトイモを入れるなら一口大にする。蒸らす際、今回はブロッコリーやニラを入れたが、火が通りやすい野菜なら、それ以外でもよい。水菜やコマツナ、アスパラなどが合う。

 味付けも、今回のショウガやゴマ油のほか、カレー粉やコンソメを使ったり、ハーブ類で香りを豊かにしたりしてもよい。

 岩崎さんは「もう1品加えたければ、野菜の簡単なスープや冷ややっこを添えてもいいでしょう」と話す。(小野仁)

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