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俳優 杉良太郎さん

一病息災

[俳優 杉良太郎さん]大動脈弁狭窄症(4)新手術法、術後は歩いて病室へ

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 「どこで死んでも命は一つ」。そう思って生きてきた。だが、2015年12月、心臓の大動脈弁 狭窄きょうさく 症で弁を取り換える手術の前日は、寝付けなかった。

[俳優 杉良太郎さん]大動脈弁狭窄症(4)新手術法、術後は歩いて病室へ

 撮影中の大けがや、持病の腰痛での椎間板ヘルニアの手術など、3針以上の傷は全身に15か所くらいあった。全身麻酔の手術の経験も5、6回。だが、さすがに、心臓を開ける手術となると、これまでにない緊張感が走った。

 しかし翌朝、ガラン、ガランと点滴棒を押しながら、一人で手術室に向かった時は、何も考えなくなっていた。

 大動脈弁狭窄症の手術は、胸の中心にある胸骨を喉もとからみぞおちまで開く方法が一般的だ。しかし、この時受けたのは、右胸の肋骨の間を10センチほど切る「小切開法」という新手法で、出血が少なく、日常生活への復帰も早いと聞いていた。

 手術時間は3時間。次の日の朝、集中治療室で目を覚ますと、「歩いて病室に帰ってください」と言われ、驚いた。手術後は皆、痛み止めを使うと聞いていたが、不思議に痛みは感じなかった。

 手術後はなるべく歩くように言われたので、病院の4、5階まで速足で駆け上がった。驚いた看護師長に「動くように言われたんです」と説明した。「初めて見ました。駆け足でやらなくてもいいですよ!」

  俳優  (すぎ)   良太郎(りょうたろう) さん(72)

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