文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

健康経営の人

医療・健康・介護のコラム

NTTドコモ(下)吉澤和弘社長に聞く 歩こうキャンペーンに従業員7000人以上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 NTTドコモのヘルスケア事業について吉澤和弘社長に聞くインタビューの最終回は、健康経営がテーマです。同社グループの従業員は約2万6000人、ドコモショップのスタッフは約3万7000人ですが、昨年10、11月には3回目となる「ドコモみんなで歩こう!キャンペーン2016」を実施しました。自社のアプリ「歩いておトク」を活用して歩数を競うイベントには、過去最高の7000人以上が参加。健康経営や吉澤社長の健康づくりについて聞きました。

NTTドコモ(下)テスト
id=20161227-027-OYTEI50016,rev=2,headline=false,link=false,float=left,lineFeed=true

「ドコモみんなで歩こう!キャンペーン2016」のポスター

――「ドコモみんなで歩こう!キャンペーン2016」のポスターには社長ご自身も登場していて、力が入っていますね。

 ドコモのグループ会社に加え、全国に約2400か所ほどあるショップのスタッフにも参加してもらっています。アプリの「歩いておトク」は、例えば毎日7000歩くらい歩くと、月500円相当のdポイントが進呈されることもあります。歩こうキャンペーンでは、それに加えて社内の組織単位や個人でも上位者に対してdポイントを進呈しています。

――社内の反響はいかがですか。

 会社の行き帰りにひと駅歩く、毎日、少し走ってから出勤するという話もよく聞きます。土、日にはもっと歩こうという声もあり、歩こうキャンペーンはモチベーションアップにつながるいい材料になります。だから、私も支店に行くと必ず歩こうキャンペーンの話をします。各支店が自分たちでポスターを作って、参加を呼びかけていますよ。

――成績を見せていただくと、1日平均8万歩なんていうすごい人がいますね。

 ランニングを趣味にしている社員もいますから、上位はハイレベルです。キャンペーンは身体を動かす習慣を見直すきっかけになりますが、大切なのはキャンペーン終了後も続けることです。「歩いておトク」とは別に、NTTグループでは健保組合が通年でポイントをつけています。社内のCSR推進委員会では、歩数だけでなく、残業時間と喫煙などを健康診断のデータと重ね合わせて、健康白書を作る準備を進めています。運動の成果で医療費が少なくなれば言うことはありません。

 

自らジョギングにサッカーで身体作り

――ご自身も土、日曜日にはジョギングをするということですが、もともとスポーツマンだったとおうかがいしています。

 社会人の3年目ぐらいまではずっとサッカーをやっていました。極力、走ることで身体を維持していくということです。動かないのは、私自身の性格としてだめなんですよ。

――ゴルフの機会も多いのではないですか。

 ゴルフの時もあっち行ったりこっち行ったりしますが、カートは絶対に使いません。ゴルフをやって帰ってきてから、犬の散歩をすると、2万5000歩ぐらい。平日は限界がありますが、土、日のジョギングと合わせると、1日の平均は7000歩ぐらいになりますね。
 
――先日はサッカーにも参加したと聞きました。

 なでしこジャパンの監督だった佐々木則夫さんが知り合いで、女子小学生の指導をしていて、15分ハーフのエキシビションマッチに出てくれと言われまして。僕はミッドフィールダー、ボランチというヤツで、10月の半ばに久しぶりにやってきました。サッカーは反射的に体が動くのですが、われわれがそれをやると肉離れとか危ない。「よし今から走るぞ」と言ってから走ると大丈夫なんです。そうしていると、小学生の女子選手には負けます。たまにお呼びがかかる時に、走れるようにしておきたいですね。

――サッカーは観戦もお好きですか。

 ドコモは大宮アルディージャのスポンサーをやらせていただいていますから、よく見に行きます。ホームの試合の3分の1は行きます。でも、見ているだけじゃ健康にはならないので、やっぱりやらないとね。歩く、軽くジョギングする。

――食事にも気を使っていらっしゃいますか。

 日ごろは全く不健康ですね。会食が多くて、出されたものは残してはいけないと思ってできるだけ食べますから、極力、朝と昼でコントロールしています。ご飯は4分の3にするとか。身長は168センチで、体重は65キロ。入社した時は、58キロぐらいでしたから、もう、ちょっと…ですね。

 

ドコモ、健康寿命増進という課題解決に貢献

――ヘルスケア事業を展開しながら、社員の健康増進も目指すということですね。

 健康長寿の実現は社会的な課題でもあります。企業としてその課題解決に向けたお手伝いをする。それに社員が健康でないと、経営もうまくいきません。私も率先してやっていきます。

(聞き手・渡辺勝敏)

吉澤 和弘(よしざわ・かずひろ)
【略歴】1955年生まれ、群馬県出身、岩手大工学部卒。1979年日本電信電話公社入社。1994年エヌ・ティ・ティ移動通信網(現NTTドコモ)資材部担当部長、2000年エヌ・ティ・ティ・ドコモ(同)経営企画部担当部長、2007年執行役員第二法人営業部長、2011年取締役執行役員人事部長、2012年取締役常務執行役員経営企画部長 モバイル社会研究所担当、 2014年代表取締役副社長 技術、デバイス、情報戦略担当、2016年代表取締役社長(現職)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

kenko-keieinohito_256-144-2

健康経営の人

 社員の健康を経営の重要課題に位置づける「健康経営」に取り組む企業が増えています。業務の効率化だけでなく企業イメージの向上などに効果があるとされ、国も後押ししています。健康経営を推進する企業のトップへのインタビューを随時掲載します。

健康経営の人の一覧を見る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。

最新記事