田代由紀子のアスリートレシピ
健康・ダイエット・エクササイズ
ダイコン水餃子
栄養豊富なダイコンの葉を活用
今回のテーマは「ダイコン」です。
冬が旬のダイコンは寒さにあたり甘みを蓄えおいしくなります。漬物やみそ汁の具、おでんやブリダイコンといった煮物など冬の食卓には欠かせない野菜のひとつですが、栄養価はその「根」よりも「葉」に多く含まれています。
真っ白なダイコンの根が淡色野菜であるのに対し、葉は緑黄色野菜に分類されます。ダイコンの葉は緑黄色野菜の特徴であるβーカロテンを豊富に含み、そのほかにもビタミンB6、葉酸、鉄、カルシウムといったビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。
普段は捨ててしまいがちな葉の部分ですが、葉付きのダイコンが手に入ったら、ぜひ丸ごと全部調理してください。いため物、ふりかけ、漬物としておいしく召し上がれます。
今回はダイコンの根と葉の両方を具材に使った水餃子をご紹介します。油を使う焼き餃子とは違い、カロリー控えめでしかも満足感があります。夜食やトレーニング後の疲れた胃腸にも優しい1品です。
[ 作り方 ]
(1) ダイコンは皮をむき、みじん切りにする。ダイコンの葉もみじん切りにする。それぞれに塩(分量外)をふり、しんなりしたら水気を絞る。
(2) ボウルにショウガをすりおろし豚ひき肉・塩・しょうゆを加えてよく混ぜたら、(1)のダイコンとダイコンの葉、片栗粉、ゴマ油も加えさっくりと混ぜる。
(3) (2)のたねを小さじ1強ずつ餃子の皮にのせ、縁に水を少々塗って、ひだを寄せながら包む。
(4) たっぷりの熱湯で(3)をゆでる。(浮いてくればゆであがり)
(5) 器に盛り、黒酢や 豆板醤 を添える 。
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